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時々書きます。百合が好き。

安達としまむらBlu-ray&DVD特典小説①②感想

やぁやぁみなさま、こんにちは。あだしま大好きえびてんですよー。

今回は安達としまむらBlu-ray&DVDの特典として封入されている、安達としまむら特典小説①『Chito』と安達としまむら特典小説②『死間』の感想やらなんやらを書きますので、よければ見ていって下さいね!

※注意!特典小説『Chito』と『死間』のネタバレを多く含みます!!

あと、長い&見にくい。約10000字を読む覚悟の出来た方からどうぞ…!

まずは『Chito』から!

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冒頭部分、まぁわたしの頭の上にはクエスチョンマークでしたね。どういう話?みたいな。それもそのはず、安達でもしまむらでもなく『チトさん』のお話でしたからね。それにしてもヤチーのほっぺ触りたい。ふにふにみょーんってしたい。今回の特典小説でめちゃめちゃヤチーの頬を伸ばしてるシーン多くてもう羨まし過ぎましたね…。チトさんにヤシロが話す安達としまむらのお話は三千七百年前、または三万七千年前の事みたいですね。つまりヤチーはチトさんと話している時三千七百歳か三万七千歳は地球の感覚でいうと歳をとっているのですね…言動とかほとんど変わってないけど多分もう大人だよね?ヤチー。安達としまむらの話に切り替わる直前の言葉で『それは三千七百年前の小さなお話』という文の『小さなお話』という部分が気になりましたね。後にも話そうと思いますがこの特典小説において『命』や『人生』といった人の生きる過程や意味を深くというか重視するような形で書かれているように思いました。その上でこの『小さな話』という言葉は長命なヤシロにとっての1つの小さなお話という意味であり、人間の寿命の少なさを表現しているのかもしれませんね。

切り替わって安達としまむらのお話。将来の安達としまむらのお話。ありがとうございます…大好物でございます。スーパーへお買い物でしたね。サンマートのくだりであぁもう安達としまむらだ……ってなりましたね。なんかここら辺の話がもう『安達としまむら感』と言うんでしょうか、安達としまむらっていう雰囲気が凄い出ててもう安堵すると言うか実家のような安心感というか入間人間さんらしい文章だなぁとか、そういったものを得られましたね…。それにしても小さい頃から英語よわよわでしたねしまむら。秋刀魚と太陽間違えているとは。しまむらと安達の職場が違うという情報は既に知っていましたが、理由が『しまむらと一緒だったら仕事にならないから』というのには笑ってしまいましたね。たしかに…!って納得です。情報を知っていたからと言って何故なのかというそれ以上の理由を追い求めていなかった事に少し反省。しかしあれでしたね、この特典小説。新しい情報がバンバン書かれていて知りたかったことがめちゃめちゃ知れてほんと満足です。心の安定を見つけたって文もあぁ…ヤバいってなる。スーパーに入って商品を見る2人の価値観の違いというか捉え方?が面白かったですねー。しまむらは商品が陳列しているのをみてはしゃいでいましたね。こんな大きくなっても楽しんでいるなら、子供の頃良香さんにスーパーとかお買い物に連れて行ってもらった時なんて相当はしゃいでそうですよね…!勝手に商品を触らないように、とかかなり注意されてそう。小さい頃のしまちゃんは元気っ子でしたしね。対して安達は相も変わらず食事に興味無しでしたねー。もうちょっとくらい興味出てるかもなんて思ってましたが相当興味ありませんでしたね…!2人とも違った形で変わらないなぁと私ニッコリ。それはそうとしまむらから安達への「かわいい」という言葉を聞けて最高でしたね。その上子供扱いしたしまむらに反撃として指を「がぶっ」ってする安達ヤバくないですか?ここスーパーの中ですよね?公共の場でイチャつきすぎでは…!指を噛むとかいう想像なんて全くしてなくて、入間人間先生やっぱり凄いな…と感動しましたね。それと、帰り道安達がしまむらの手を掴むのですが、昔は衝突事故みたいで、今は飛行機の着陸くらいの感覚でこなせている。とありますが、その後に『離陸は今も下手』とあり、んん?って感じです。これって着陸と離陸逆じゃない?みたいな。『着陸みたいに』で手を掴む状態なら離陸の場合はどんな状況なんでしょう?手を掴む前って事ですかね…?「握ってもいいですか」と聞く部分が離陸?つまり聞き方が下手?いやでも今回は何も言わず着陸するように手を掴んだし……うーん、ちょっとまた考えておきますね。よければ意見などをご協力下さい。しまむらが繋いだ手を大げさに振るところ大好き。しまむら浮かれてるなぁって思う。特典小説、ここまで読んでてこっちまであつくなりますね。

場面がまた変わり帰宅のあだしま。まずはしまむらが帰宅しましたね。帰ってきたら疲れたびぃぃぃぃってエビみたいにじたばた暴れたいんだしまむら…笑。ゆるゆるの部屋着に着替えるしまむら。鼻のない象のプリントされたよれよれのTシャツを思い出しますね…。帰ってきた時に5月であり夕暮れ見ている為、帰宅したのは6時くらいですかね。ご飯について悩んでもいましたねー、安達母の気持ちが少しわかったとか。食事当番は1日交代制とか重要な情報が溢れてましたねここらへん。それに、安達の興味あるものとか好きなもの〜って考えた時にわたしかってなる自信が凄い。照れるぜも大好き。好かれているって自信があるのはとてもいい事だと思いまする。神出鬼没のヤチーも相変わらずですね!しょーさんからお菓子をもりもり貰えると言っていましたね。つまりしょーさんも買える幸せをもりもり貰ってるのですね…!しょーさんのお手伝いとかもしているみたいで、しょーさん、ヤチーの扱い相当上手くなってるんだろうなと思う私でありました。ヤチーが「安達さんは遅いのですかな?」って聞いているの正直ちょっと意外でした。ヤチーと安達の絡みってほぼないですし、あったとしてもあまりいい雰囲気のものは少なかった気がするのですけどやっぱりヤチーはそういったものを気にせず接しているのですね。安達だったら「あの宇宙人どう?」とか絶対ないだろうし。まぁヤチーが聞いたのは安達を気にかけてではなく早くご飯食べたいからという方が有力ですけどね…。でも結構仲良さげだったしなぁ…うーむフィフティフィフティ。一緒に暮らす事を決めてからの仕事とかインテリアとかで「しまむらの好きなのでいい」とかしまむら休日にはお昼まで起こさないと寝てるとか解釈一致すぎると言うかほんと解釈どおりで期待に応えてくれた感凄くて嬉しかったですねー。しまむらの好きなのでいい、『それは悪い事ではないけど』というのは『しまむらは安達と2人で悩んで決めたものがいい』って事ですよね。二人で生きていくのだから二人の考えで決めたいと思ったはず。しまむらから安達への感情が見える素晴らしいシーンですよここ…!ヤチーがラジオ体操覚えたのはしょーさんと一緒にやってたからだったんですね…エモエモ。これって『過去を紡ぐ茨 オールドローズ』の二月十二日に公園で肩と足丸出しのワンピースで体操してたあれですよね…!じっと見て振り向かせるの術を使われてしまむらが学校をサボる事になったあの時のですよね…!第3巻の時には既にしょーさんと体操まで行っていたのですねヤチー…!

安達は八時ちかくに帰ってきましたが、帰ってくる瞬間に「む、帰ってきましたな」ってわかるヤチーで8巻の霧のシーンを想起させたのはわたしだけじゃないはず。右ですぞ(幻聴)。それと、しまむら。安達のこと旦那扱いしてましたよね?お金をしまむらより多く稼いでるから大黒柱的な意味も含まれてるかもしれませんが、旦那って言ってましたね?すで結婚している気じゃないですかしまむらさん。それはつまり安達の嫁は私ですって言っているようなものですよ。みなさん拍手!いつの間にか安達としまむらは結婚していました!パチパチ。今夜はお赤飯?ですね!鯛でもいいかも。

それにしてもこうして当たり前のように「おかえり」と「ただいま」が言える間柄って最高じゃありません?この台詞だけでご飯何杯もいけちゃうよ…。それにきっとこの後は「おやすみ」と「おはよう」がセットで付いてくるのですからもう何百杯いけるかも…。あと、安達の方が足が大きいって書いてましたけど昔はしまむらの方が大きかったですよね!前は自分の方が足がデカくて気にしてたのに小さくなっても気にするの…そして安達より大きい部位がなくなってしまったのねしまむら…ますます安達としまむらの凸凹感が良い感じに……ゴホンゴホン。

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しまむらの顔を見たら疲れが吹っ飛んだとかいう台詞で私は死にました。いえむしろ叫びました。叫ぶビーバーくらい。アンハッピーリフレインって曲の前奏くらい「あー!」って。ヤチーもいるのにその後に続くイチャつき具合で死体蹴りみたいなことされましたね。私のてぇてぇゲージが振り切れて壊れちゃいますよ。幸せのため息しかでませんよねこれ。ため息って幸せが逃げるとか言いますけど、この場合は幸せが溢れ過ぎてため息に変換されてちょっと漏れてるだけだったりするので気にしなくていいはず。閑話休題

 

安達も料理と交代で料理するみたいだけど、うどんのケチャップ和えとかいう奇抜な料理作るし料理はしまむらの方が上手そうですよね。食に興味ないしね安達は。というか、安達としまむらとヤシロの3人で食事って改めて考えると凄くないですか?前に3人で食べたときはテーブル席で3人並んで安達は目線から火花バチバチみたいだったしこんなに仲良さそうに食卓を囲む日が来るなんてなんだか感慨深いですよね…。クリスマスパーチーの時も安達とヤシロは会話なかったし。それはそれとして美味しいか聞かれた時の安達の淡白な「え、うん」が安達らしさ感じられて好き。ヤチーが帰るとき、しょーさんが寂しがるから帰るって言ってて気づいた時には私合掌してましたね。目を閉じてありがとうございます…みたいな事をしてました。その後の安達としまむら二人の会話も好き過ぎます。旅行の話が出ていたので特典小説のこのお話は8巻の『遠路』の前の話のようですし、まだ二人は27歳じゃないかもしれませんねー。情報量がほんと凄い。しまむらが安達の事をこの先もどこまでも行きたいと、もっと知っていきたいと思っているようになっている事に涙。しまむらから安達へ向ける感情の描写は微量でも致死量なんですよね。ほんと凄い…。

Chito最後の場面に変わりチトさんとヤシロのお話。黄色いヘルメットかぶって、自転車で、ヤシロ…電波女と青春男…?流子さんやらエリオちゃんやらが脳裏をよぎる。

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まぁここで1番気になったのはヤシロにチトさんが「宇宙人の証拠を見せよ」と言った時に「宇宙にお連れしましょうか?」と返していてビックリしたことですね。しまむらの時は宇宙人とばれたらかいぼーされるだのなんだの色々いってバレないようにしてたはずが、宇宙にお連れしましょうかとまで言っています。もしかすると三千七百年か三万七千年経ったヤシロは制限が緩くなっているのかもしれませんね。涼宮ハルヒの憂鬱朝比奈みくるみたいに。この二人のいる世界にはもう安達としまむらは存在してなくて、ヤシロは安達としまむらが居なくなる瞬間にいたはず。チトさんの「みんな、もういなくなったわけだ」の返しにヤシロが言った「そうですねー」という言葉にどんな気持ちがあるんでしょうかね…。ヤシロの感じている『生命』に対する想いや考え方が知ってみたいものです。そしてヤシロがしたしまむらとの『約束』。3巻4巻分の特典小説を読み、全てを知りたいものです。

 続いて『死間』。

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ここまで読んでいただきありがとうございます。ようやく中間地点です。文字だらけで読みにくいですよね、目が疲れましたよね。レジェンドオブアフリカでも飲んで休憩してはいかがでしょう?準備ができた方から読み始めましょー、Chito分よりは短くなると思うので…多分。

では冒頭から。またもやチトさんとヤシロのお話からですね。始まりと締めでサンドイッチみたいな形な構成になってますね。チト 安達としまむら チト みたいな。まぁそれはそれとしてヤチーありえない移動方とかしててほんと宇宙人隠す気ゼロですよね?やっぱりもう隠さなくていい理由でも出来たんでしょうかね?既にしまむら達の前でも隠す気なさそうな感じではありますけど。一応バレてはならないって思ってるはず。チトさんと出会った記念日を覚えていたのならもしかするとしまむらにあった日とかも覚えてるかもですね。記念日の大切さは20歳になったしまむらに初めて教わったので今までの話にはありませんでしたが、もしかするとこの先の人生のどこかでふとヤシロが気づいて祝ってくれるかもですよねー。あぁーそんな話も見てみたい。ドーナツをお祝いに送るとかよくない?あ、すみませんつい癖で妄想が止まらなくて…。

気を取り直して場面をしまむらの20歳のお誕生日のお話へ。しまむらの誕生日は4月10日!!覚えましょうね、ここテストでます。20歳になったしまむらが20歳の感覚はどんなもんかと色々身体を動かしたりして試すの笑っちゃいますねー。青空にうっすら浮かぶ月が好きなのわかりみすぎる。それにしても安達、しまむらの誕生日忘れがちですよねー、前も忘れてて誕生日でもない日に祝ってたりしてましたし。(WEB版『Happy birthday』より引用)

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まぁ今回違うのはしまむらが『安達に祝って欲しい』って思ってるってとこなんですけどね!!(大声)。それにしてもヤチーの誕生日も4月10日になりましたね、ココ重要。というか真っ先に家の中で出会うのがヤシロ…感覚麻痺し過ぎて謎の生物が家の中に居るのが当たり前になり過ぎている…ほんとはおかしな事なのに。慣れって凄いですね…。今や違和感なんてものがなさすぎる。居るのが当たり前で居ないのが珍しいっていうね。そして良香ちゃん誕生日イベント発生。もうここ好き過ぎました。私もよくお母さんに意味もなくお尻叩かれるのでめちゃくちゃ親近感湧きました。耳かきとかしてもらった時とか「ほら、反対向け。ペチーン」みたいな。「終わったぞ。ペチーン」みたいなね。疲れて帰ってきた時とか抱きついてきますしねー…。って私の話は関係ないない。安達としまむらの話を続けましょう。良香ちゃんとの会話の中で大切なのはやっぱり『強くなる事とは』ってところですねー。『なにかに近づいても怖がらない事』の『何か』とは幅広く受け取れますよね。人であったり、物であったり、『死』であったり。ここは良香ちゃんの母力を見せつけられて心あったまる場面でございました……。白髪の部分も好き…(小声)。もーこの親子好きすぎる。あ、赤華さんの話題も少し上がってましたけど、どんな感じなんでしょうね?良香ちゃんが「仲はいいほうじゃない」と言っていたのもありめちゃめちゃ気になります。「マブ入ってる」とかも言ってたけど。安達としまむらも気になるけど、安達と島村もますます気になってきましたね…!

ちょっと場面が変わって20歳しまむらがお散歩に出かけます。20歳になった景色、しまむらの口からまさか『安達が来なければ、変わらない町がそこにあるだけだった。わたしを変えていくのは二十歳なんかじゃなくて安達なのだと改めて理解する』だなんて言葉を聞けるとは思っていませんでした…ほんと、もう…ヤバいよね……。それにここを見て私は『としまむら』を想起させた訳ですよ。(WEB版『としまむら』より引用)

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お互いに想い合える関係にまで成長していっているなんて本当に嬉しくって…それにまだまだこれからなんですよね2人は。希望とか未来とか、そういう色を付けていくような光のようなものを感じることができてもう私は幸せしかないです…。あー、もう泣きそう。

ぐすっ…続いて日野と出会いましたね…!日野ハウスに案内される時の細かな描写がもー大好きで!TAKEは勿論のこと、日野が庭の前に停められている車とかを一瞥するところがもう好きすぎる。お客様がお見えしてるか確認してるんですよねこれ!!はぁ〜こういう細い描写大好物!日野も日野家の人間なんですよ…!日野の生き方を選んでいる感じが出てて最高。それにしても郷四郎さんお子さんまで生まれているとは…この赤ん坊にも自由に…というか納得できるように生きていって欲しいものですね。あと赤ん坊抱っこする日野の母力凄い。スカウター壊れそう。それと、日野がお茶を持ってきてくれる間、「漫画読んでていいぞ」と言われてしまむらが「あさがおと…これでいいか」って言ってる台詞があって『あさがおと 漫画』とインターネットで検索して出てきたものがこちらです。(皆さんもぜひ試してみて下さい)

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 今度買いますね(確定事項)。ふーん…日野、こういうの見るんだ。へぇ…いいじゃん?(鼻血)。それはそれとしてお茶を持ってきてくれた後に日野と将棋で勝負しましたねー、そこの文でしまむらが昔、祖父相手に将棋で遊んだことがあるとあり、それに続いて『そしてあの頃、私の傍には』とあります。………ね。うん。うん………。明るい話をするなら、日野さん永藤の事で笑顔になり過ぎててほっこりしますよね。読み返してみて下さいよ、めちゃくちゃ永藤を引き合いに出して話してますからね。日野の基準は永藤なのです。永藤なら〜みたいにね。そしてそして!今回1番私が心に響いた名言。皆様ももうおわかりでしょう。そう日野が発言した『風っていうのは目に見えないけど、植物の揺れる姿で感じることができるよな。心だって見えないけど、贈り物を挟むことで見えるようになるかも知れないぜ』。はい。もうね、感動した。私こんな考え方した事がなかった。贈り物は人の心を乗せて見えるようにするもの、だなんてほんと…もう感動しました。これから誰かにプレゼントする時は私の気持ちが見えているといいな、なんて考えるようになりそうです。この日野の言葉大好きだからかなり広めて欲しいなって思う。私大好きですこの言葉。日野の『風』=『心』ですよ…。カッコよすぎ……好き。あと江目さん好き。それとしまむらは大学に通っているとありましたね。これは考察しがいがありますね…!第6巻の樽見との電話では就職先があるならそれでもいいかなーなんて言っていたので大学は行かないかもと思っていましたが結局行っているのですね…!しまむらはこのように大学じゃなくてもいいやと思っているようなので大学へ行く理由としては安達かな?でも安達が行くから私も行くかとはないんじゃないかとも思うんですよね。逆ならありえますが。単純に就職先もないしとりあえず大学行くかってなって、しまむらが行くなら私もという感じで安達が同じ大学を受験しそうだと個人的には思いますね。学力的には安達の方が少し上ですし同じ場所に入るのは容易くはなくとも可能性として入りやすいのはあると思います。まぁ確定ではないのでもしかすると安達と別の大学かもですけど。まぁ可能性は低いかな。というか一緒であって欲しいというただの願望。ま、それは置いておいて日野に雰囲気で安達との関係は察するところあるとかありましたが、その後に『そこには“お互い,,敢えて言及しない』とあり、あっ…ってね。日野と永藤……あっ…ほぉ…うんうん。ってね。というか、さっきの『あの頃、私の傍には』とか『日野と別れる際の会話』とかタイトルが『死間』なだけあって別れや死をチラつかせてきて悲しみ気持ちになったりならなかったりって忙しないです。日野の家を後にするときなんてしまむら目を潤しながら去ってますからね…泣いてんじゃんか…!もうこっちが泣くじゃんそんな…!でも、安達に誕生日当日に気づいて貰えて本当によかった…しまむらも笑顔になったし、ほんと…よかった……。そして、記念日の大切さをヤシロに説くしまむらのシーン。ここは色々と本当に考えさせられます。例えばしまむらの『一年に一回、歳が増えて、それで。そうやって歳を取ることをずっと喜んでいられるような、そんな人生が送りたいなと思いました』『できればそれが……死ぬ1日前まで続いて欲しい』『死ぬときになってまだ生きたいと思うのは……幸せだけど嫌だなって』という文。もう死んでもいいやって思う事は強くなってないという事なのかと考えていました。良香ちゃんは『強いというのは、なにかに近づいても怖がらないこと』って言ってましたよね。その言葉に従えば、『死ぬ直前に近づいた時、恐れを感じないくらい幸せであれ』という事なんだろうと思います。ヤシロはそれに対して『私にはよくわかりませんが』と言っていて、やはりヤシロの命の捉え方や価値観は人間と異なるものかもしれないと思えます。長命は長命でまた別の視点の悩みを抱えていそうなものですが。それに、このしまむらの言葉から……あまり言葉にしたくはないのですが、ゴンは、亡くなったのでしょう。日野の家でも思い浮かべていたように、この台詞の中でしまむらが涙を流しているように。この二十歳までの2年間のうちにおそらく亡くなってしまったのでしょうね…。だからこそ、私はしまむらだけでなく、全ての人に『強くなって欲しい』と願います。しまむらにとってこの二十歳の誕生日はきっと良い1日だったはずです。最後の日はヤシロが一緒に何か考えてくれるとも書かれてあって、やはりこの特典小説は『人生』や『命』と言ったものを重視して書かれていますね…そしてそれがしまむらとした『約束』なのか、あるいはこの後のチトさんと話していた『目的』になるのか。興味深いものですね。

では最後の場面に変わりチトさん。しまむら似のチトさんと氷に触れるように冷たく、清々しい声の主である『シマ』。ヤシロの目的とは運命を繋ぐような事なんでしょうかね…。やっぱりこの宇宙人は謎だらけですよね。いづれにせよ、3巻4巻の特典小説である『ムラ(仮)』と『Abiding Diverge Alien(仮)』を読むしかないですね。そして順番通りに読みたい。Abiding Diverge Alien→Chito→死間→ムラ  を。

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いやー、ここまで読んでくださった方。ありがとうございました。文字の暴力みたいでしたでしょ。お疲れ様でした。まだまだほんとは語り足りないんですけどね。むしろほんとは口頭でこういった話を出来るといいんですけどね。安達としまむらのことなら丸一日語れそうですし。 Blu-ray&DVD第3巻も楽しみですね〜!早く読みたい…!アニメ本編ももう何回見たんだろって感じですし、めちゃくちゃ楽しめましたね…!安達としまむらがコミカライズして、アニメ化して、九巻まで発売して、グッズもいっぱい増えて、イラストを描いてくれる方も沢山いて、安達としまむらを認知している人も増え、安達としまむらを…好きだと言ってくれる人がいる。私はこんなにも幸せでいいのかなって思っちゃいます。目を閉じれば初めて安達としまむらを手にした時が今でも鮮明に思い浮かびますし、誰が知ってるんだこの作品、みたいに思ってましたし…同時に、知っている人がいて欲しいとずっと願っていました。それが今やこんなにも知れ渡り、たくさんの方々のおかげで作り上げられたこの安達としまむら。もう本当に感謝しかありません。私自身、ただの一ファンでしかありませんが、安達としまむらに対する想いは誰にも負けないつもりです。ですから安達としまむらにはまだまだ成長していってほしいと、広まって欲しいと、続いていって欲しいと心から願っています。この世界に何億とあるであろう作品の中から、この安達としまむらを知って貰えてる。それだけで本当に嬉しいです。皆様も、厳しい世の中ではありますが、なにとぞ、これからも『安達としまむら』をよろしくお願いします!!