ebiten0のブログ

時々書きます。百合が好き。

私の初恋相手がキスしてた2巻 思ってることめちゃくちゃ早く書きました

こんにちは、あるいはこんばんは。えびてんです。

 

今回は『私の初恋相手がキスしてた2巻』の読み終えた瞬間の感想をずらーっと書いていきます。



えー、私は小説って1時間ちょっとくらいで読み終える人間だったはずなんですが、この作品なんと気づかないうちに4時間経ってました。時間確認した時「?」ってちょっと意味わかんなかったです。まぁはい、それくらい本当に集中して読んじゃいました。

まずざっくりとした感想はですね、「もうわけわからん」。

振り回されすぎて頭おかしくなっちゃってます。雑すぎる言葉で言えば、ヤバい、最高、地獄か、え?、ヤベェ、みたいな酷い感じです。

まず最初の『ツカエ』はチキさんだろうなぁって思いましたね。初っ端の怒ってるよねぇあたりでこれツカエのやつチキさんでは?って思った。

ほんと今回はチキさんに思いっきりぶんぶん振り回されたというか、水風船の如くバシバシ遊ばれたというか、入間人間先生天才すぎてもう言葉もないというか。ざっくり言えばヤバい。

地獄女子会の件もその名の通り地獄で、その地獄を余韻というか意味を持たせて後へ続けることが出来ていて凄いなと思いました。海がいる前で「好きなんでしょ?」とか聞いてきたり、言わせたり。人で遊ぶ道化師というか、この人間に関わっちゃいけない感がありありと伝わってきて本当に面白かった。

また入間人間先生感を感じられる文も多々あって楽しめて、エレベーターとかでの高さの例えとかもめちゃめちゃ好きだったし、文字を巧みに操りすぎではと、神の技を魅せられた想いです。

安達としまむらを読んでいるからこそなのかも知れませんが、『友達』ってもっといいものじゃなかったけ??ってなってしまいます。現実で恋をしたことの無い私だからかもしれないんですけど、『友達』ってもっとこう『良いもの』だと思ってたんですが、話を読んでいくと恋人や恋をしている人にとっては『友達』じゃダメなんだと、こう…ランク分けと言いますか、友達じゃだめなんだと!難しいなぁって!!(語彙力終了のお知らせ)

またチキさんの話になるんですが、本編の文章にもあったのですが、『自分なりの正しさをじっとみつめる人間』とあってまさにチキさんの心理をついた言葉ではないかと思いました。正直今回でどれだけチキさんがヤバい人間なのかをわからされましたよね。チキさんの私なりの印象ってジョーカーとかハンニバルレクターとほぼ同じような人間だと思っちゃってるとこまであります。人で楽しんで、人を操って、言葉巧みに有利な状況へ導いて、誘導させて。この人が本当の悪人であったならヤバいだろうなと、また、隣にいたら恐怖の対象でしかないなと思いました。まぁ、実際にいたら私もお手玉みたいに手のひらで転がされてコロッと堕とされちゃうでしょうけど。

あと恋の始まりで『顔』っていうのがめちゃ好きになってきてますね。やが君とかでもあったんですけど良いですよね、顔。

タカソラちゃんも女子会の時チキさんの缶をちょっと強く押したり、海ちゃんの裸見ておっぺぇ!ってなったりめちゃ可愛かったです。最後の方はもうチキさんの洗脳にひょいひょいされてるのがもう見てて恐怖でした。

缶で思い出しましたがサイダーに書かれてたご当地のクマさん!さっきの『友達』にも繋がるんですが、友達とクマって絶対これ意図的ですよね!樽見への皮肉にしか読み取れなくておいこらぁ!って面白いのと凄いってのとか色々な感情がこのクマだけで湧き起こってきましたよ!もう女子会は最悪で最高でしたよほんと!

チキさんタカソラちゃんの名前いいねぇとか言い出したトキから口説くなコイツ!ってもう手を出してて、読むに連れてどんどんチキさんのペースに乗せられているのがもうほんと怖かった。ながふじぃとチキさんを同じ空間に1週間くらい入れたらどんな空気というか空間になるのか見てみたいわ!

というか、そうだよ!海ちゃんが日野の家に行くとかいう状況になって大興奮だったよ私は!!ながふじぃとあってもう永藤ペースというか空間をみられてしゃーわせだよ私は!江の目さんもでてきて『うぃーん』とか最高か!読んでたけど足ジタバタしちゃって興奮冷めやらぬわ!!日野と永藤の会話も盛り沢山でこれ実質安達としまむらじゃん!!ってもうね興奮してるよずっと!!

日野家についてもっと知りたい欲がすごいんだからもうほんっっっと嬉しかった!日野は普段釣果悪いってことも知れて、未来フィッシングより1週間前くらいの話なんだってわかったし情報量がヤバい!しまむらを誘ったのが土曜日で、結局日曜日に釣りに行ってたけど、誘った時に「この前面白いやつに会ったから合わせたい」って言ってたし、しまむらを体育館の二階で誘った日の前のお休みの時の話だったんだよね!

あと、永藤の眼鏡の描写がこれまた細かくてほんと大好きだった!足バッタバタさせて喜んだよこれ!日野が近くなら眼鏡必要ないもんね!日野を見るための眼鏡だから!とった眼鏡を日野がつけるの挿絵でみたかったぁ〜!!フライ先生の永藤を拝謁出来たことでもう圧倒的感謝しかないんですけどね!!

和服の着物を着ていることが多かったチキさんだけど、『朱色』って描写されてたときに電波女と青春男に出てきたカグヤってキャラクターの上の名前ももしかすると『地平』なのかも知れない!とか色だけで疑ってる。日野家に関わりのある人間まで知りたい。

 

今回のこの話でとりあえず色んな感情になって、楽しかったり面白かったり暗くなったり恐怖したり楽しみが増えたりでもう感情がぐっちゃぐちゃです。

振り回されたよなぁ!みんな!特にチキさんさぁ!あんなに読んでいて面白い人間いるのかってくらいヤバい存在だと実感した。

最後の最後に「赤ちゃんになる?」ってなったとこで鳥肌立ってたのに続けて「海ちゃんのお姉ちゃんだよ〜☆」みたいなことまでなってもう何もかもわからんくなりました。

 

はい、とりあえず私の感情を即興でぶち撒けました。

一巻は本当にチュートリアルだったんだなと再認識しました。

これほど面白いとは正直思ってなかったので度肝をズルズルっと抜かれた感じです。

これはもう星付けるなら間違いなく星5です。こんなにヤバい作品書けるのヤバいです。入間人間先生に一生ついて行きます。