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安達としまむらBlu-ray第3巻特典小説を少し読んだ現状の私の精神状態について

こんにちは、こんばんは。えびてんです。私のもとにも安達としまむらBlu-ray第3巻が届いたという事で、特典小説『ムラ』をね、読み始めた訳なんですけれども。まだ少ししか読めてません。その理由をちょっと書いておこうかなと思います。

 

まず、今私が読めたのは17ページまでです。ここで私はこれ以上読むことが怖くて怖くて仕方がありません。なぜかと言われるととても言葉で言い表しにくいのですが、なんでしょう…今まで最新巻とか知らない特典小説を読むにあたって毎度の如くある程度の覚悟は必要だったんです。それは、新しい情報が入り、新しい台詞が生まれる故に『新しい事を知る』または『増える』という事を覚悟し、理解する為の覚悟なんです。ですが、今回の『ムラ』はまた違った形、新しい形の覚悟が必要なんです。

確かに、私が安達としまむらと出会ってからの今までで安達としまむらのそういう方面の事を一切考えた事がないと言えば嘘になります。第8巻でのお風呂のシーンやホテル前、未来のあだしまの話などによって考えた事はありました。しかし私が考えられたのは、『致したか』『致してないか』という両極端で細部にまで触れたものではありませんでした。それは私の頭の中で『安達としまむらはそういうのじゃない』という固い考えがあった為です。想像しようにも私ができた限界はデコちゅーまででした。唇と唇という想像は一切出来ませんでした。どういう状況下で、どういった場面で、どういった心情でと、考えようとしても『安達としまむらはそういうのじゃない』という意思が遮り、受け入れようとはしませんでした。のん先生も安達としまむらはお色気部門ではない、とおっしゃっていたこともあり、個人的にも強くそれに賛同していてずっと安達としまむらはそういうのじゃないという考えを貫いてきました。

しかし、今回のこの『ムラ』。特典小説の名前が発表された当時から恐怖を感じていました。そう、私は今恐怖しているのです。今までずっと考えとして根強くあった、『安達としまむらはそういうのじゃない』という考えが崩壊してしまう可能性がある事に。これはもう何年も前からずっとあった考え方であり、自分自身の問題だとも理解しています。でも、やっぱり、怖いんです。この考え方が変わるのが…。

正直なところ、アニメの本編や香水のイラスト、その他でも少しお色気要素が多くて困惑していました。アニメ本編では安達の妄想の中やその他諸々の描写でも肌色が多いな…と思ってしまったり、アニメ関連のイラストでも身体的なものを強調して描かれたりとそういうものが多く思いました。安達としまむらをまだ見た事がない方々が増えるようにとそういう描写を多く含めているのは仕方ないかもしれません。しかし、物凄く個人的なものになりますがやはりそういうのではないと跳ね返してしまうのです。今まではそういったものを見かけたりしたとしても、これは私自身の考えの問題であって容易に否定するべきではない、仕方のない事だ。と見てみぬふりのような事をしていました。

しかし、今回の『ムラ』については逃げる事は出来ません。これは入間人間先生が書かれたものであり安達としまむらの本編。入間人間先生が生み出した、まぎれもない安達としまむらに起こる出来事。私は、今までの考えを持ったまま読まなければならないのです。怖いのです。そういうのじゃないと、ずっと、ずっと思い続けてたものが崩壊する。今までの『新しい出来事を知る』とはまた違う、『新しい出来事を受け入れ、知る』なんです。怖いです。私は怖いです。これ以上踏み込む勇気がまだありません…。冗談めかして逃げないぞー!なんて言える精神状態ではありません…。15ページくらいを読む頃にはもう既に身体が震え出していて、17ぺージを見た時にはあまりの恐怖で泣き出してしまう始末です。泣き疲れて眠ってしまい、起きた今はなんとか安定していますが、この続きを読もうと考えるだけでまた身体が震えてきます。特典小説に触れようとしても身体が拒絶します。これ以上読むのが、怖いのです。でも、読まなければ知る事が出来ないのです。怖い。怖いです。受け入れるってほんとうに難しい事ですね…。

でも、頑張って、明日には、頑張って、頑張って、読もうと、思います…。