ebiten0のブログ

時々書きます。百合が好き。

安達としまむら『The Noes of Elephant』考察っぽいの

いえーい、えびてんです。

 

書きたくなったので書く!という欲望に忠実な理由でブログを久々に書きます。

今回はカクヨムにて掲載された『The Noes of Elephant』を読んで読み取れたことをまとめようかなと思います。よければ最後まで見てって下さいね〜。

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まずざっくり話の内容を言えば、島村家(しまむらを除く)と赤華さんが動物園にお出かけするって話です。そんなイベント起きるのかっ!って正直ビックリしました。

 

今回の話で安達父について触れられましたね。未だに謎の人物と名高い(名前もわからないけど)安達父ですが、まず分かっている点をまとめると、

・安達桜の父親であること

・9巻178pにて初めて安達父がいないことが判明したこと

・安達が小さい頃動物園に家族3人で行ったこと

 

と、この程度しかわかっていません。続いて気になる点、不明な点は、

・名前

・いつから居ないのか

・いなくなった理由

・娘(安達桜)との仲の良し悪し

 

と、これくらいでしょうか。今回はこの不明な点を一つ一つ本編やカクヨムに掲載されているものなどから読み取って考察していきます。

 

まず1つ目、名前に関してですが、きっぱり諦めましょう。これから明かされることはまぁほとんどかなり極めてないでしょう。しまむら妹のしょーさんのようにあだ名が出るわけでもなく、可能性も薄く、安達父の名を明かして何か意味が生まれない限りないと思います。一つ目から考察(笑)みたいなことして申し訳ないないデス。

続いて二つ目、いつから居ないのか。これは私の中で二つの説が浮上しております。まず1つが『最低でも第3巻までは家にいた説』。二つ目が『高校生以前からいない説』です。まず前者から話していきましょう。

安達としまむら第3巻64pにて安達がチョコレート作りに取り組もうとしている際の文章で、

「休日も両親はどこかに出掛けているので、人の目を気にしなくていいのは助かる。」

とあり、両親、つまり母と父の両方とも出掛けているとある。これ以降の文章から父に関連できる言葉がないため、最低、この高校一年生終わりのニ月九日(日)までは父は家にいたのではないかと思われます。

後者である高校生以前からいない説は、上記の両親は出掛けているという発言を『両親は家にいない』と捉える場合、母が出掛けており、父は最初からいないから略称、あるいはまとめて『出掛けている』と表現した可能性があります。また、第一巻のp24の文章にて「家に早く帰ると母親がうるさい」ともあり、父は除かれている発言があり、より拍車をかけ、高校生以前からいない可能性が浮き出ます。

続いては三つ目と四つ目の居なくなった理由と娘(安達桜)との仲の良し悪しをまとめて書きます。上記らの考察を踏まえ、父と娘との関係はやはり、あまり良くないものだと思われます。家に父がいた場合でも「早く家に早く帰ると母親がうるさい」と母親のみに言及していることから、父からは何も言われていなかったという可能性があります。また、The Noes of Elephantにて赤華さんは娘がぬいぐるみを欲しがっていたことに気づいていましたが、父親はどうだったのか気になります。結果的に買ってもらっていないことからも、父の娘に対する無関心さに疑いの目が増すことだと思います。ここのところは、母親だけでなく、父親も娘との接し方に困難なものがあったのかもしれません。

また、居なくなった理由として常識的に考えられるのは『死別』か『離婚』の2つで、完全に想像での考えになってしまいますが、1巻、3巻の上記の発言から、赤華さんと旦那さんとの間ですでに軽く揉めているところがあったのではないかと思います。離婚であれば、「早く帰ると母親がうるさい」というのも単に学校をサボっているからだけでなく、旦那との間のことで手一杯なのに、さらに問題を増やされることによって当たってしまっていると思え、3巻での「休日も両親はどこかに出掛けている」というのは別々の行動をしている二人の仲の険悪さを表現しているように思えます。また、赤華さんは「後悔するほど、たくさん積み重ねてきたわけじゃなかった」ともあり、家族があった時間の少なさは娘だけでなく父親のことも指していると読み取れます。

離婚での想像はかなり最悪なものですが、死別であればそこまで深く考える必要もなく、安達が父について触れない理由になり、赤華さんの娘に対する関わり方の不器用さも母1人ということが要因の一つになり得るのかなと思います。動物園の頃から不器用っぽいし、性格とかの問題という方が可能性は高いけど。個人的には死別であった方が己の心が楽でいいなと思います。

 

まとめると

・名前 → 知ることはないだろう

・いつから居ないのか → 二月九日まではいたか、高校生以前からいない

・いなくなった理由 → 離婚 または 死別 (他の理由募集中)

・娘(安達桜)との仲の良し悪し → おそらく悪い または 無関心、不器用だった

 

といった感じです。安達桜本人も親に対する関心が欠けているため、発言も少なく、読み取れる情報が少ないですね。この家族難しい。

 

長々と父親について語ってきましたがどうでしょう。気になりますね。ここはこうなんじゃない!?とか、私はこう思います!みたいな意見があれば是非コメント頂きたいです!

 

 

これ以降はおまけみたいなものなので軽く見てって下さい。

動物園についてですが、市内でなく、園内に植物園もある大型動物園とのことで『東山動植物園』が候補としてあがります。

www.higashiyama.city.nagoya.jp

ぬいぐるみも豊富にあるみたいなので公式サイト見てみてください。新たな聖地候補となりますね。私も動物園なんて小学生の頃行ったきりかも。赤華さんが良香さんと10年の付き合いになってることから安達としまむらは25〜26歳くらい。あと一年で8巻に繋がりますな。へへへ。しょーさんは20歳。わぉ成人。良香さんはノリで誘った感じだったけど成人祝い的な意味も含んでたかもしれませんね。良い母親ってやつしすぎでは。

最後にこのThe Noes of Elephantというタイトル。直訳すると『象の鼻』なのですが、象の鼻の役割は人間の手のような役割を担っており、象は鼻を絡めて握手のように挨拶をしたり、子供の身体を鼻で優しく触れるなどの愛情表現も行うそうです。また、象にとって、鼻は本来の機能のほかに、仲間とのコミュニケーションツール、優れたセンサーとさまざまな役割を持っており、生きていく上でなくてはならない器官のようで、良香さんのあの“アレ,,は同じく生きていく上で、良香さんになくてはならないものであるといえるのでしょう。島村家、大好き。

 

 

 

あとがき

 ……じゃんじゃんうるさいな、こいつ、と日差しが眩しくて目を細めながら思った。

ってとこ好き。

最後の最後に良香呼びなってるの最高。

ゾウさんが好きです。でも安達としまむらの方がもっと好きです。