ebiten0のブログ

時々書きます。百合が好き。

制服ピンポン、安達クエスチョン、しまむらジムへ行く 些細な違い等まとめ

今回は書籍版安達としまむらとmagazine版との些細な違いを紹介します。

資料は以下の三つです。

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まずは『制服ピンポン』から。

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大前提として、制服ピンポンでの違いは見られませんでした。安達としまむらにおける原点。書籍版とmagazine版、ほんの少しも変わっていない事がわかりました。振り仮名などは打たれていたりいなかったりしていますが、それは制服ピンポンに限らず、他の話全て同様にありました。些細な違いとか言っておきながらなんだこのザマは、とか言われたら泣いちゃうので制服ピンポンで好きな部分をちょっとだけ紹介します。

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私の好きな部分はここですね。もう大好きですねこれ。しまむらを表しているというか何というか、こんな文が普通出てくるものなのかと圧倒された部分です。『微かな高揚感が、わたしに翼を与えた。』から続いてのこの言葉、最高だと思いませんか?私だけ?そんなはずない。私、大好きです。

続いて『安達クエスチョン』

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お恥ずかしながら、安達クエスチョンにおいても違いを見つける事は出来ませんでした。ちょっと待ってください、待って、閉じようとしないで、次はあるから違いあるから。せっかくなので安達クエスチョンの好きなとこも聞いてって下さいよ。

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はい、これですね。個人的に「しまむらハウスに着いたぞ」凄い印象に残る言葉で見るたびついうい笑顔になっちゃいますね。安達クエスチョンといえば、しまむらとキスをする夢を見るというさよなら初期安達という重要なお話でもありますが、物語に深く関わる部分以外でも安達としまむらはこういうちょっとした言葉とか言い回し方が面白くて大好きなんですよね。他にも、

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みなさん大好き(だと思う)フカヒレたけー!です!これ安達としまむら豆知識なんですが、大人気連載中の漫画版安達としまむらを手掛けるあの『柚原もけ』先生が第2話を描く際、1番楽しかったとおっしゃっていた部分でもあるんです!

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まだ小説版しか読んでいない!という方もこの機会に是非、漫画版を手に取って頂けると嬉しいです!漫画版は『柚原もけ先生』と『まに先生』が手掛ける2種類の安達としまむらが発売されているので、気になった方は検索検索ゥ!

と、宣伝もしたところで次へ行きましょう。続いて『しまむら ジムへ行く』

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流石に制服ピンポン、安達クエスチョンと立て続けに違いが見つけられなかったので焦っていましたが、このしまむらジムへ行くには些細な違いを見つける事が出来ました。本当に些細な違いではありますが。(念押し) それが、以下のものです。

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↑magazine版

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↑小説版

おわかりいただけたでしょうか、はい。そうです、安達の「しまむらに見られるのが、アレなんだけど」から「しまむらに見られるのが……アレなんだけど」に変わっていますね。確かに句読点と点々ではまた違った印象が与えられますね。句読点だと少し淡々と語っているようにも捉える事が出来ますが、点々を使うだけで恥じらいさが増した感じがしますね。言葉とは不思議ですね、こんな些細な違いで受ける印象までもが違って捉える事になるんですから。

 

はい、今回見つけられた違いはこの一つだけでした。私は違いを探すというより、magazine版を読んでいる中で、違和感があったりして見つけられるって感じなんですけどね。もしかしたらまだ見つける事が出来ていないだけかもしれません。これからも少しずつこう言った違いを提供し、共有していけたらと思います。見つける事が出来ない時はまた好きな部分とか言いますので許して下さいね…!

 

おまけ画像&ちょっとした発見↓

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しまむら ジムへ行く』にて、ジムから帰ってきた翌日のしまむら。安達のふとももに顔を埋めていたしまむらが(改めて聞くとうらやましい)匂いを嗅いでいるシーンですね。ここの文章で『その赤く染まった顔つきはサウナで耐えしのぐ母親と色が異なる。あれは赤で、安達は桃。桃色の方が艶やかだった』という部分を見て私は、先日公開された安達母の名前である『赤華』と安達の下の名前『桜』が強く強調されていることに気がつきました。そしてしまむらは「桃色の方が」と言っています。つまり、そういう事です。